みなさまごきげんよう!
資格試験の合格など目標に向かってとこんなことって感じませんか。
・資格試験の勉強をしているけどモチベーションが上がらない
・ある程度頑張ってきたけど「壁」に当たってやる気が起きない
・そもそも受験勉強を続ける意味はあるのだろうか
この記事では長丁場の受験勉強では必ず訪れる「やる気」「モチベーション」の問題について解決のヒントを紹介しています。
著者の受験に関するスペックは次の次の通りです。
・第45回社会保険労務士試験に合格している(合格率5.4%)
・社会保険労務士合格に2年間(1,500時間~2,000時間)を費やした
・国家資格(社会保険労務士)受験講座の講師経験がある(4年)
資格試験や受験勉強について体験談を交えながら紹介していきます。
勉強のスタイルは人それぞれですが、自分で今すぐ実行出来る内容となっていますので、是非参考にしてくださいね。
「やる気」「モチベーション」を上げる3つの方法
3つの「やる気」「モチベーション」が上がる具体的な方法はこれです。
①まずは無理やりでも勉強を始める(作業興奮)
②計画を立ててやることを見える化する
③合格後の活躍をイメージする
それでは順にみていきましょう。
①まずは無理やりでも勉強を始める(作業興奮)
・昨日は頑張ったけど、今日はなんだかやる気が出ないなぁ
・1時間後に予定があるからちょっと中途半端になるなぁ
こんな自分の心の声を聞いたことはありませんか。
受験勉強では誰もが経験してそうですね。
これを解決する為のとっておきの方法が
無理やりにでもまずは勉強を始めること
これになります。
えっ、いきなり精神論を言われても!それができれば苦労はしない!
そんな声も聞こえてきそうです。
しかしこれは、筆者が実践していたことでもあります。
「やり始めたらやる気は出てくる」
この現象は「作業興奮」といいます。
〇やり始める → やる気が出る
×やる気が出る → やり始める
まずは勉強を始めることが先!ということです。
これは、ドイツの心理学者「エミール・クレペリン」が提唱した心理学の効果です。
手足や頭を使うことで、ドーパミンが分泌されると言われます。
このドーパミンの分泌がやる気物質となり、集中力が出てきます。
経験談から更に次の3つから始めることをオススメします。
・簡単だと思えることから始める
・得意なこと(科目・分野)から始める
・繰り返しやっていることから始める
筆者自身が勉強していた「社会保険労務士」試験は、過去問が非常に重要だと感じていました。
だからこそ、過去問は完璧レベルを目指してルーティンのように取り組んでいました。
「簡単」「得意」「繰り返し」
- 始めやすいポイントですよね。
受験生時代はまず過去問を始めることで「作業興奮」の力を借りていました。
騙されたと思って「無理やりにでも始める」を実践してみましょう。
また勉強の進み具合にもよりますが、自分のルーティンをつくって「作業興奮」の力が発揮できる環境を整えてみましょう。
②計画を立ててやることを見える化する
明確に計画を立てて、それをクリアしていくことで得ることもあります。
特に受験勉強を行う上で大きいこととしては、次の3つです。
- 達成感
- 充実感
- 少しの自信
勉強をしていると必ず「壁」が現れます。
そんな時に日々の「達成感」「充実感」を味わうことは勉強のモチベーションになります。
計画立てが大切なのは、
- 「計画の有無」で得るものは変わってくる
からです。
1日で同じ勉強量をやり終えたとしても日々の計画をクリアすることでより「達成感」「充実感」得ることがをできます。
それを継続することで「少しの自信」を手にいれることもできます。
・前向きな気持ち
・息き詰まった時の底力
「少しの自信」で手に入る能力というのは「受験勉強が終わっても」必ず財産になります。
〇具体的な試験勉強の計画立ての方法やコツについてはこちらの記事を参考にしてください
やる気やモチベーションの対策としても有効ですが、
「計画的」な勉強は合格の最も近道である。
これも紛れもない事実なので、是非参考にしてみてくださいね。
③合格後の活躍をイメージする
「原点」を一度振り返ってみることは、勉強のやる気・モチベーションを上げるきっかけになるかも知れません。
- 資格試験で得た知識で、人の役に立ちたい
- スキルアップして今より社会で活躍したい
- より幅の広がった日常を送りたい
ポジティブで前向きなきっかけが多いのではないでしょうか。
受験勉強をしていると
ふとすると、やらない理由がいくらでも出てきてしまいます。
そんな時はリフレッシュも兼ねて
- 勉強しようと思ったきかっけを思い出す
- 合格してからやりたいことを書き出す
- 同じ分野の実務書などを読んでみる
こんなことをやってみてはいかがでしょうか。
今より一歩進むことを忘れず、今の苦労も楽しみに変えてみましょう。
余談ですが、筆者は国家資格の受験講師の経験も4年あります。
合格した方から多い質問が
- 「合格したら」次はどうすればよいですか?
という内容だったりします。
勿論、合格してから先のことを考えることができるのは幸せなことです。
それでも、苦労して「合格」したのに、そこで止まってしまう人もいます。
合格後の活躍も勉強のモチベーションにして、合格後は更に飛躍しましょう。
まとめ
今回の記事で取り組んでみる順番は次の通りです。
①まずは計画を立ててみる
②やる気が出ない時は無理やりにでも始める
③続けている中で「達成感」「充実感」「自信」を味わう
④試験を受験しようと思った「原点」を忘れない
特に①と②は取り入れやすいので、息き詰まっている人は取り入れてみてください。
また長丁場の受験勉強では多少の息抜きが良い効果をもたらすこともあります。
- 勉強することの本当の意味
- 勉強することで得る人生の本質
そんなヒントが書かれているオススメの書籍を紹介します。
<手紙屋 蛍雪篇 喜多川 泰>
筆者も受験生時代、また講師の時に大きく心を動かされた一冊です。
受験生の皆様を心から応援しています。
それでは、また(^^)