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資格試験勉強のコツ スケジュール立てとスキマ時間活用【体験談付き】

みなさまごきげんよう!

資格試験など目標に向けて勉強している人向けの記事です。

・資格試験の受験を目指して勉強中だが勉強法に迷いがある

・勉強をしているが、思うように成績が上がらない

・社会保険労務士試験の受験勉強中だが勉強法が定着しない

これから勉強を開始する人にも参考になる内容となっています。

著者の受験に関するスペックは次の次の通りです。

・第45回社会保険労務士試験に合格している(合格率5.4%)

・社会保険労務士合格に1,500時間~2,000時間の勉強時間を費やした

・国家資格(社会保険労務士)受験講座の講師経験がある(4年)

社会保険労務士試験を受験中の方は勿論ですが、資格試験を目指している方全てに参考になる内容になっています。
筆者も受験勉強は最低限経験はしてきているので、是非最後までお付き合いください。

この記事ではスケジュール立てとスキマ時間活用を中心にお話していきます。

①3つの期間に分けたスケジュール立てと到達地点

②スキマ時間を制する者は受験を制す

③まとめ(2つを計画的に組み合わせる)

さて、いきなりこんな事を言うとガクッとくるでしょうか。

  • 結果を出している人でも勉強スタイルはそれぞれ

試験によっても、その人の環境や今までの受験経験などにもよると思います。

しかし勉強していると必ず壁に当たります。

この勉強方法で本当に良いのだろうか。そんな時も多く人が思うことでしょう。

そんな人に少しでも参考になれば嬉しいです。

①3つの期間に分けたスケジュール立てと到達地点

資格試験や学校の受験など複数の科目があることが一般的です。

前提として、数に違いはあるものの、複数科目あることを想定して書いていきます。

最初のポイントとしては、

  • 最低3回、完璧な状態を作ることをオススメします。

【第1期】科目の1週目。1科目ずつ完璧にする。全科目を1巡する。

【第2期】科目の2週目。1週目の半分の期間で完璧にする。

【第3期】科目の最終仕上げ。複数科目を同時並行で最終復習する。

【第1期(開始時期)】

まずポイントとしては

  • 「1科目ずつ」完璧にすることを意識します。

その科目だけなら、合格出来るラインにまで仕上げます。

予備校や学校の授業などあれば、その科目に集中することをオススメします。

1科目完璧にしたら2科目め、2科目めが完璧になったら3科目めといった具合です。
確認テストなども活用しながら、必達することが大切です。

<筆者が実践したマル秘ポイント>

・この時期はテキストや過去問の勉強のみ

・あえて手を広げず基礎を固めることを重視する

・その時に習得している科目以外には手を出さない

・例えば3科目の勉強時に1科目の内容を忘れていても問題ない

この時期に1度は「完璧」という状態を作っておかないと、直前期に必ず後悔します。

何といっても試験日は全ての科目を同時に完璧に近いレベルにする必要がありますからね。

【第2期(中盤の時期)】

ここから各科目の第2期(2週目)に入っていきます。

ここでのポイントは次の2つです。

  • 復習の徹底
  • 再び完璧にする(思い出す)

筆者の場合は第1期(1週目)とほとんど勉強方法や教材を変えていません。

但し、感覚的に一度やり切っているので、1回目の半分ぐらいの期間で完璧レベルに到達できます。

第1期 完璧にする期間が1科目につき2週間

  ↓

第2期 完璧にする期間が1科目につき2週間

こんな具合になると思います。

第1期(1週目)と同じ教材を完璧にし、1回は模試も受験しましょう。
この時期には少しアウトプットも取り入れても良いと思います。

<筆者が実践したマル秘ポイント>

・基本ベースは引き続きテキストや過去問を中心にする

・模試などは大手のものを受験し、それは必ず復習する
(多数の受験生が受けた模試の問題が出題されると正解率が高くなります)

・その時に取り組んでいる科目の勉強9割。後は受験した模試の復習など

【第3期(直前期)】

ここではやっと同時並行的に複数の科目を勉強します。
筆者が受験した社会保険労務士試験は10科目ありますが、直前期でも1日3科目でした。

・完璧→忘れる→完璧→忘れる

これを繰り返すことで長期記憶として定着します。

<筆者が実践したマル秘ポイント>

・ここでもテキストや過去問を第1優先にしても良い

・テキスト読みや過去問はよく間違う問題やひっかかる部分を重点に取り組む

・新しいことに手をだすなど範囲を広げずに、確実に得点することを意識した勉強をする

②スキマ時間を制する者は受験を制す

このスキマ時間の有効活用は受験を制する上で最も大切です。

・電車やバスなどの移動時間

・ATMなどの待ち時間

・次の予定までちょっと空いた時間

・職場でのお昼休み

・子育てや家事の間の時間

これらの時間をいかに有効活用するか、試験受験の合否結果に大きく影響します。

スキマ時間の有効活用は次のようなメリットがあります。

・勉強時間が純粋に確保できる

・短時間なので、高い集中力で取り組める

・リフレッシュ時間を創ることが出来る

ちょっとしたスキマ時間でも高い集中力と積り積もれば時間も膨大になりますよ。

「スキマ時間」積り積もれば膨大な時間に

筆者の場合、社会保険労務士試験を2年間勉強していました。

新卒の年に勉強を始めたので当時は実家から片道1時間30分かけて通勤していました。

通勤時間で最低でも片道で1時間はスキマ時間学習を行っていました。

・1日2時間のスキマ時間×月20日出勤=40時間

・40時間と言えば1週間の働く時間に当たります。

=実際に全勉強時間の内、30%ぐらいはスキマ時間の勉強だったと思います。

通勤時間は人それぞれでちょっと極端な例かも知れません。
でもスキマ時間はほとんどの人が必ずあるのではと思います。

試験に合格する人は忙しい人が多かったするのも事実です。

・未就学児や小中学生の子育て中お母さん

・会社の重役を務めている忙しいサラリーマン

まずは日常生活での「スキマ時間」を考えてみましょう。

「スキマ時間」の活用がリフレッシュ時間をつくる

また何か別の時間を潰す訳ではないのがスキマ時間活用の1つのメリットです。
長丁場の受験勉強期間は「気分転換する」こともやはり大切です。

  • 楽しい飲み会や食事会の時間
  • 趣味を楽しむ時間
  • 家族や子供との時間

こんな息抜きの時間も大切にしたいですよね。

勉強は継続出来ずに辞めてしまうことが一番勿体ないことです。

「スキマ時間を制する者は受験を制す」

習慣化されたら、苦ではなく自然に有効活用できます。
是非、まずは意識をして実践してみてくださいね。

スキマ時間に何をやって活用するか明確に決めるようにしてみましょう。

まとめ(2つを計画的に組み合わせる)

どんな試験でも「試験日」という明確な日程が決まっています。

つまり、ゴールに向けて逆算して予定を立てる必要があります。

勉強方法の説明で分けた3つの期間の到達目標は次の通りでした。

【第1期】科目の1週目。1科目ずつ完璧にする。全科目を1巡する。

【第2期】科目の2週目。1週目の半分の期間で完璧にする。

【第3期】科目の最終仕上げ。複数科目を同時並行で最終復習する。

勉強方法だけでなく、計画を立てる上でも3期に分けるのは分かり易くなります。

勉強の進捗状況や理解度については「いつまでに終わらせる」を明確にします。

・まずはいつまでに第1期を終わらすか

・第3期の直前期には最低でもいつから突入するか

「試験日」に最高の状態にもっていく為の計画を立てます。
そしてその日程を見える化してみましょう。

・手帳に計画を書き込む

・部屋に計画表を張り出す

<筆者の手帳(簡易版)>
 

計画を立てることで、進捗具合でスキマ時間をより活用しようという意識も出てきます。

スキマ時間には何をするか、自然と明確にもなってきます。

計画を立てることで追われる日々になりますが、それでこそ集中力が発揮されます。

そして自分のルーティンを確立することが最も重要です。

忙しい日々で受験勉強にも追われて、、、でもこのブログを読んで頂いたことを是非、良いきっかけにして欲しいと願っています。

・少しで良いので自分の勉強スタイルを振り返る

・計画性がないと感じた場合は中長期計画を立ててみる
(試験日は決まっているので、必要に応じてペースをアップする)

・決めたことはまずは最低「1か月以上」継続する

是非実践してみてくさいね。

計画を立てて「やったつもり」にならないように、やはり合格へのコツは実践の継続です。

それでは、また(^^)

ABOUT ME
タクヤ
社会保険労務士